夏バテ解消♪ペパーミントで、良質な睡眠を。

ハーブのある暮らしで、毎日に彩りを。
ハーバリスト 岩橋たか子先生が綴る月刊コラム「ハーブの庭」。
季節のハーブのおはなしやアレンジレシピなどをご紹介。

今回は、睡眠にも夏バテ解消にも嬉しい「ペパーミント」のおはなしです。

睡眠と夏バテの関係

梅雨の頃から、朝夕の気温差と多湿に体調が崩れがちになります。そうするとぐっすり眠れず睡眠の質が悪くなり、そのツケが「夏バテ」を加速することに。
その睡眠の質をあげるためのハーブは両手では足りないくらい沢山の種類があります。それだけハーブがリラックス作用を得意とするものが多いという事なんですね。

今回はその中で「ぺパーミント」をチョイスしました。
スッとする冷涼感が特徴のセイヨウハッカを和名にもつハーブです。その爽やかさでガムや口内洗浄剤にも使われる成分を持ちます。

ペパーミントは、どんなことにいいの?

夏バテ対応ハーブとしてペパーミントをチョイスした理由は、豊富な成分にあります。

「夏バテ」になると、だるさなどのさまざまな不調が起こりますね。
ペパーミントに含まれる多くの成分の中でも「アピゲニン」という成分は、深い鎮静作用を示します。
まずはゆっくり休むことで、副交感神経にスイッチを入れて、夏に負けないカラダ作りを心がけましょう。

また、ペパーミントは「腸のファーストチョイス」というニックネームを持つハーブです。
消化器系はストレスの影響を大きく受けやすいので、ペパーミントのスッとする香りが気分をリフレッシュさせてくれるでしょう。
※但し、タンニンを含むので、取り過ぎは逆に胃腸の不調を招きます。ご注意ください。

心も体もリフレッシュ♪ペパーミントで芳香浴

ペパーミントの香り成分であるℓ-メントールは、清涼感があり、フレッシュハーブで飲んでもスッキリして美味しくいただけます。
ドライハーブは成分が強いため、少量使いをお薦めします。他のリラックス系のハーブとブレンドしても美味しく飲むことができます。

また、フレッシュハーブはティーだけでなく、「芳香浴」でも楽しめます。暑くて鬱蒼とした気持ちを一掃してくれること間違いなしです。

材料

  • フレッシュハーブ(60g程度)
  • 1リットルの熱湯

※ドライハーブを使う場合は、量を3分の1以下にします。

作り方

  1. 成分が抽出しやすくなるように、ハーブを刻んだり手で揉んで、洗面器などに入れます。
  2. 熱湯をゆっくり注いで10分程抽出。※沸きたてを使うので、やけどに気をつけます。
  3. 蒸気があがっているときに、顔を近づけない様に注意してください。

※ お風呂に使う場合は、上記の順で成分を出してからそのまま湯舟に移します。
(布やお茶パックなどにあらかじめ入れて使うとお風呂掃除が楽です。)

この記事を書いた人

ハーバリスト 岩橋たか子 先生

一般社団法人アンフュージョン 代表理事
ひだまりハーブガーデン&スクール 代表

メディカルハーブのスペシャリストとして、ハーブの持つ植物化学成分を日常に効果的でおいしく取り入れる活動を展開。
スクールでハーブの「ティーレッスン」から資格認定講座などを開催する一方、大学や企業での栄養や健康に関するセミナーやイベントなどの講師活動も行っている。