乾燥する季節に、ハーブでスキンケア

雪のハコベ

ハーブのある暮らしで、毎日に彩りを。
ハーバリスト 岩橋たか子先生が綴るコラム「ハーブの庭」。
季節のハーブのおはなしやアレンジレシピなどをご紹介。

今回は、寒い季節のスキンケアに嬉しいハーブのおはなしです。

肌の乾燥ケアは、免疫ケアにつながる

寒い季節になると、「乾燥」がとても気になりますね。
コロナ禍では、この「乾燥」が罹患の原因のひとつとなることが一般的になってきたため、皆さまも意識して保湿されていることでしょう。

そして、のどの粘膜だけでなくお肌も、私たちを細菌やウィルスなどの外敵から守ってくれるバリア機能をもち、実は免疫という大きな働きをしています。

内側と外側からのダブルスキンケア

スキンケアというと、外側からの化粧水や美容液に目がいきがちですが、実は同じくらい内側からのケアも大事です。

私たちの体の60%~70%は水分で、その水分は血流や代謝に大きく関わる栄養素や酸素を細胞に運ぶ重要な役割を担っています。体内の水分が不足すると血量も少なくなり必要な栄養や酸素が行き届かなくなることに。また乾燥すると、肌のかゆみなど、炎症に繋がります。冬こそ、沢山の水分が必要となります。

ご存じの通りビタミンCは美容の必須ビタミン。水分補給なら、ビタミンやミネラルだけではなく抗酸化成分もたっぷり含んだ温かいハーブティーが最適です。ハーブティーは体を温めることで、血流が良くなり代謝もアップ!いわゆる「飲む美容液」です。

スキンケアにおすすめのハーブ

温かいハーブティー

スキンケアのハーブは何と言ってもローズヒップです。乾燥しがちで肌トラブルを起こしている場合はビタミンCの補給が必要です。ローズヒップにはビタミンCだけでなく、フラボノイドやカロテノイド類もたっぷり。お肌の心強い味方です。

酸味が特徴のハイビスカスは、クエン酸による代謝促進作用があるので、ローズヒップとブレンドしたティーは大人気です。酸味が苦手なら、砂糖よりもハチミツで甘味をプラスしてくださいね。

以前もご案内しましたが、全般的にハーブにはフラボノイドが豊富なので血流を促してくれます。温かいハーブティーを飲んでリラックスすることで、乾燥しがちなお肌の調子も整えてくれることになるでしょう。

「ハーブクレイパック」で、お肌を潤す

ハーブのクレイパック

天然のミネラル成分がたっぷりで肌にやさしいクレイ。クレイとはいわゆる土のこと。クレイには血液循環促進、殺菌・抗炎症作用などもあります。

作り方、使い方はとても簡単!

大さじ1のクレイを、同量のハーブティーでまぜてパックするだけ。
洗い流した後は、お肌がとてもしっとりするのを体感することができます。

※注意)クレイが乾く前に優しく洗い流します。お風呂につかりながらパックするとスチーム作用でより効果的です。
混ぜ込むハーブティーはお肌にいいとされる、カモミール、ラベンダーなどがお薦めです。

素敵なハーバルライフを。

この記事を書いた人

ハーバリスト 岩橋たか子 先生

一般社団法人アンフュージョン 代表理事
ひだまりハーブガーデン&スクール 代表

メディカルハーブのスペシャリストとして、ハーブの持つ植物化学成分を日常に効果的でおいしく取り入れる活動を展開。
スクールでハーブの「ティーレッスン」から資格認定講座などを開催する一方、大学や企業での栄養や健康に関するセミナーやイベントなどの講師活動も行っている。

▼ひだまりハーブガーデン&スクールHP
https://hidamari-herbgarden.com