秋の不調…原因は夏の疲れのケア不足かも

ハーブのある暮らしで、毎日に彩りを。
ハーバリスト 岩橋たか子先生が綴る月刊コラム「ハーブの庭」。
季節のハーブのおはなしやアレンジレシピなどをご紹介。

今回は、「秋の不調」を整えるハーブのおはなしです。

お出かけが控えめの夏…

新型コロナウィルスの影響で、バカンス気分どころではなかった今年の夏は、お出かけも控えめだったのではないでしょうか。
お肌が紫外線にさらされることは少なかったかも知れませんが、それでもこの夏に降り注いだ紫外線量は例年通り厳しいものでした。

また、紫外線は日常の生活でも浴びてしまうので、あまり活動的ではなかった夏も、過ぎてみると疲れがたまって。その疲れを正しくケアできないと、秋の不調となってカラダ中に現れます。

今年はインフルエンザだけでなく新型コロナウィルスの感染拡大が予想されています。そのためにも、免疫をケアして備えたいですね。

自律神経の乱れが招く秋の不調

私たちのカラダには、無意識に呼吸する、食べ物を消化する、あるいは体温が上がると汗を出すなど、意識しなくてもカラダを守る仕組みが数多く存在します。その働きを担っているのが自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、そのスイッチが切り替わることにより、私たちのカラダの健康がバランスよく保たれているといえます。

ところが、エアコンでカラダを冷やしすぎたり、生活のリズムが乱れたり、あるいはストレスによって、そのスイッチがスムーズに切り替えられなくなることで自律神経が乱れ、だるさ、睡眠不足や食欲低下、肌のトラブルなどに繋がっていきます。

特に秋は夏の疲れが大きく出てくるため、自律神経が乱れやすい時期。
この疲れをきんと対処できないままだと、体調の不良など心身に大きな影響を及ぼしかねません。ゆっくり休養して、疲労回復、そしてストレスケアに努めましょう。

ストレス&お肌ケアのハーブたち

秋にみられる不調に対するキーワードは「リラックス」。そのスイッチをいれてくれるハーブたちをご紹介します。

何度も登場する万能のハーブ「カモミール」、そして「リンデン」「ペパーミント」が安眠の代表選手。他に「パッションフラワー」(画像参照)は植物のトランキライザー(精神安定剤)と呼ばれるハーブで不安な気持ちを鎮めてくれます。

また、好きなハーブにちょっとだけラベンダーをプラスして熱湯で淹れてみるとラベンダーの仄かな香りが広がります。それだけでも鎮静作用がたっぷり。お休みの1時間前くらいに、リラックス時間を設けて、ゆっくり飲んでくださいね。

また夏の日焼け、あるいは紫外線にさらされたお肌のお手入れには沢山のビタミンCが必要になるので、ビタミンCの爆弾といわれる「ローズヒップ」のティーをお薦めします。もちろんブレンドにしてもいいですよ。

CoCoRoさんのハーブティーは、お肌に嬉しいローズヒップやハイビスカス、シナモンなどをブレンドしています。これからの寒い季節に備えてぜひ飲んで頂きたいです。

「カモミールミルクティー」でリラックス

甘い香りが特徴的なカモミールは、ミルクティーにするとカルシウムとの相乗効果で、リラックスできますよ。

素敵な香りと甘味で更にリラックス。作り方はミルクと適量のカモミール(ドライがお薦め)を一緒に煮出すだけ。ぜひお試しくださいね。

カモミール ミルクティー

素敵なハーバルライフを。

この記事を書いた人

ハーバリスト 岩橋たか子 先生

一般社団法人アンフュージョン 代表理事
ひだまりハーブガーデン&スクール 代表

メディカルハーブのスペシャリストとして、ハーブの持つ植物化学成分を日常に効果的でおいしく取り入れる活動を展開。
スクールでハーブの「ティーレッスン」から資格認定講座などを開催する一方、大学や企業での栄養や健康に関するセミナーやイベントなどの講師活動も行っている。