抗酸化のハーブ「ローズマリー」活用法

ハーブのある暮らしで、毎日に彩りを。
ハーバリスト 岩橋たか子先生が綴る月刊コラム「ハーブの庭」。
季節のハーブのおはなしやアレンジレシピなどをご紹介。

今回は、「めぐりケア」に嬉しいローズマリーのおはなしです。

抗酸化のハーブ「ローズマリー」活用法

コロナウィルスは、私が運営する小さな教室にも大きな影響をもたらしました。小さな教室なので、大勢のクラスは、人との接触を避けるためのオンライン講座を現在取り入れて実施しています。便利な反面、パソコンの前にずっと座りっぱなしなので気づいたら肩がガチガチ。

皆様の中にも、自宅待機でテレワーク、あるいはパソコンに向かってお仕事される方は眼精疲労や肩こり、さらには頭痛に悩んでいるかたもいらっしゃるかも知れませんね。

特に「頭痛」はやっかいですよね。痛みはできれば我慢せず早めの対処が心身に対するダメージも少なくて済みます。人間は「痛み」からハーブの成分を抽出して「薬」を発明したくらいです。

頭痛の多くは「緊張型頭痛」で、長時間のパソコン作業、スマホの使用など、不自然な姿勢を長時間続けることが一因とされています。

そして、それら様々な原因の中で見えてくるのは「血流」です。
いわゆる、神経系が緊張⇒交感神経優位の状態で、筋肉は収縮し、血流が悪くなります。そうなると末梢血管まで必要な酸素、栄養素が届かずに冷えの原因に。多くのハーブはこの「血流」を促す、いわゆるカラダを温める事が得意です。

その中でも、今回は、脳の血流を促してくれると言われる抗酸化のハーブ「ローズマリー」の活用法をご紹介します。ご自宅で育てていらっしゃる方は、すぐ実践して下さいね。

ローズマリーの成分でカラダの内側、外側からサポート!

ローズマリーはオリーブオイルに浸したり、ハーブソルトに使ったりと幅広く使われています。ローズマリーに限らず多年草のハーブたちは摘み取ってあげることで、どんどん若い芽を出していくので、沢山使ってあげるとローズマリーも喜びます。

もしティーで飲まれる場合はフレッシュより、少し乾燥させてから使うのがお薦めです。フレッシュのままだと、水分が多くて少し青臭いかも知れません。何本か刈り込んで束にし、キッチンに吊り下げておくと自然に乾燥して、必要なときに使えてとても便利です。プレゼントにしても喜ばれますよ。

ローズマリーはリラックスというより、朝、元気にスタートしたい時や、午後のリフレッシュ、あるいは受験生の集中力を高めてくれるハーブとしても活躍します。フレッシュローズマリーを手に取って香りを楽しむだけでも十分元気になれますよ。

「温湿布」「抗菌・抗ウィルス」使いもおすすめ!

肩こりによる頭痛の時は、ローズマリーを熱湯で抽出(あるいは煮出す)したものを、タオルやガーゼに含ませ温湿布にして痛みがある所にあてます。そうすると、血流を促してくれ肩こりと頭痛が和らぎます。

1.8シネオールという精油成分の抗菌・抗ウィルス作用を期待する使い方として、同じくローズマリーを濃く煮だして冷えたものを帰宅時の手洗いやうがい(ガーグル剤)としても活用できます。
※注意)作ったものは一日で使い切って下さい。また、高血圧症、てんかんの症状を持つ方はご使用を控えて下さい。

ウィルスに負けない予防はまずは手洗い・うがいから。

素敵なハーバルライフを。

この記事を書いた人

ハーバリスト 岩橋たか子 先生

一般社団法人アンフュージョン 代表理事
ひだまりハーブガーデン&スクール 代表

メディカルハーブのスペシャリストとして、ハーブの持つ植物化学成分を日常に効果的でおいしく取り入れる活動を展開。
スクールでハーブの「ティーレッスン」から資格認定講座などを開催する一方、大学や企業での栄養や健康に関するセミナーやイベントなどの講師活動も行っている。