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日本のハーブ「温州みかん」を知ろう!

ハーブのある暮らしで、毎日に彩りを。
ハーバリスト 岩橋たか子先生が綴るコラム「ハーブの庭」。
季節のハーブのおはなしやアレンジレシピなどをご紹介。

この記事を書いた人

ハーバリスト 岩橋たか子 先生

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ハーバリスト 岩橋たか子 先生
*一般社団法人アンフュージョン 代表理事
*ひだまりハーブガーデン&スクール 代表

メディカルハーブのスペシャリストとして、ハーブの持つ植物化学成分を日常に効果的でおいしく取り入れる活動を展開。

スクールでハーブの「ティーレッスン」から資格認定講座などを開催する一方、大学や企業での栄養や健康に関するセミナーやイベントなどの講師活動も行っている。

*ひだまりハーブガーデン&スクールHP >>

今回は、日本のハーブ「温州みかん」のおはなしです。

「温州みかん」は、ハーブなの?!

ハーブというと、カモミールやペパーミントといった「西洋」をイメージするものを思い浮かべる人が多いかもしれません。
今回、ご紹介する「ウンシュウミカン」は私たち日本人にはとても馴染みが深いもの。冬の風物詩としてとても有名です。
生薬名を「陳皮(チンピ)」といい、古い皮という意味がありますが、その名の通り生薬としては皮を使います。実もビタミンやミネラルが豊富ですが、糖分が多いので食べすぎは禁物です。

その陳皮、ハーブティーでは「オレンジピール」としてハーブショップに並んでいます。健胃の働きがあり、爽やかな香りがリフレッシュを誘います。シングルで飲んでも少量でしっかり風味が出ます。(多く使いすぎると苦くなるので注意が必要)

また、ブレンドしてもその風味が生かされます。例えば、カモミール、そして日本茶とも相性がいいですよ。この年末年始の飽食で胃腸を休めたい方にはとてもお薦めのハーブになります。

おすすめの飲み方~ホットワイン~

まだまだ寒いので、スパイス類と合わせてチャイや、ホットワインに加えても美味しいです。クリスマスマーケットなどでホットワインを飲んだことがある方も多いと思いますが、ホットワイン(グリューワイン)は自分でも作る事ができます。

しかも、自分で甘さも加減して作ることが可能です。最近はノンアルコールのワインも出ていますので、お子さんやご高齢の方、肝臓が弱っている方にはノンアルコールのレシピがお薦め。オレンジピールやスパイスの香りが広がって、幸せな時間になること間違いなしです。

もし、無農薬で育てたウンシュウミカンが手に入ったら、ぜひ皮を天日でカラカラになるまで干して、しっかり乾いたら保管します。ティーで飲むときに、細かく砕いて熱湯で抽出するだけで、カラダに優しいお茶になります。
また、陳皮は七味唐辛子の材料のひとつです。七味唐辛子自体、最初はお薬として存在し、カラダを温めたり胃腸を整えていました。

みかんの白い繊維…除いて食べていませんか?

神経質な方はミカンの白い繊維部分を除いて食べているかも。その繊維質に含まれる「ノビレチン」という成分は、記憶障害ケアや抗認知症ケアの分野で研究が進められています。

食べ方もしっかり科学する時代になりましたね。意識して摂るといいかも知れません。

素敵なハーバルライフを!

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