女性ホルモンバランスプランナー®の石井理夏(あやか)です。美容と健康をサポートするプラセンタの話です。私自身、女性特有の悩みがありプラセンタとの出会いがありました。ここではプラセンタの基本的なおはなしをしていきます。

プラセンタとは

プラセンタ(placenta)、あるいはプラセンタエキスは、胎盤から抽出した成分のことです。
経口の一般医薬品や健康食品として流通しています。化粧品では日本の医薬部外品の美白有効成分として使われています。
プラセンタの摂取やプラセンタ配合の化粧品の使用は、健康と美容への効果が期待できます。

参考:Wikipedia プラセンタページ

胎盤の赤ちゃんへの役割

  • 胎盤を通して母体の血液から酸素や栄養を受け取る、肺の働き
  • 代謝作用、異物を解毒する、肝臓の働き
  • 老廃物を処理し、血液中に送る、腎臓の働き
  • ホルモンを供給する、脳下垂体と卵巣(内分泌作用)の働き

このように胎盤は、子宮の中に形成される母体と赤ちゃんをつなぐ器官であり、赤ちゃんがお腹の中で、健やかに成長するために必要不可欠な組織であり、生命の源と言えます。

プラセンタの歴史

プラセンタの歴史は深く、エジプトの女王クレオパトラ、フランスのマリーアントワネット、中国の楊貴妃などが若返りや美容のために使用したといわれています。

紀元前

「医学の父」 と呼ばれるヒポクラテスが胎盤に着目し、治療に用いられていました。その後、ヨーロッパでは、脳梗塞や不妊症の治療で使われていたそうです。

中国

中国では胎盤は、紫河車(しかしゃ)と呼ばれ、漢方薬としての歴史が古く、秦の始皇帝(紀元前259年~紀元前210年)の時代には不老長寿の薬として使っていました。

強壮薬として、疲労・虚弱・気虚・血虚・喘息・咳嚇などに用いられてきました。そのほかにも不妊症、精神安定、てんかんなどの治療で使われていたそうです。

日本では、江戸時代に「紫河車」を配合した昆元丹(こんげんたん)が加賀藩(現在の石川県)の三大秘薬のひとつに数えられ、不老長寿、滋養強壮の薬として使われていました。

プラセンタの種類

現在日本では、「馬」「豚」「ヒト」「植物」由来のプラセンタがあります。

馬由来のプラセンタ馬の胎盤には、人間の身体に必要な必須アミノ酸が多く含まれているという特徴があり、豚由来のプラセンタには含まれていない6種類のアミノ酸も含まれています。

また、豚のように一度に何頭も産むのではなく、馬は一年に一頭しか出産しないので、とても厚く丈夫な胎盤を持っています。そのため、馬由来のプラセンタは、豚プラセンタよりかなり効果が高く、成分の濃いものとして認知されています。
豚由来のプラセンタ

参考書籍:更年期障害、疼痛、美容などにプラセンタ療法
書籍番号:ISBN978-4-89295-813-7 C2177

現在主に使われているのが豚由来のプラセンタです。豚プラセンタは、化粧品や健康食品、サプリメントなど日常生活においても広く利用されています。
ヒト由来のプラセンタ

【医師監修】人由来のヒトプラセンタの効果|化粧品やサプリへの使用は? | スキンケア大学 (skincare-univ.com)

ヒトの胎盤から得られるプラセンタエキスです。
ヒト由来のプラセンタは「プラセンタ療法」として、認可された製薬メーカーにのみ製造を許可され、医薬品として扱われます。
肝臓病や更年期障害などの治療に使用されています。
植物由来のプラセンタ

【医師監修】化粧品に含まれる植物性プラセンタの美容効果と副作用 | スキンケア大学

植物には「胎盤」がありません。植物性プラセンタとはつくられた言葉で、動物性プラセンタ同様、アミノ酸やビタミン、ミネラル類が含まれていることにより、美容効果は期待できるものの、動物性のプラセンタに存在する生理効果の強い成長因子(せいちょういんし)までは、含まれていません。

馬プラセンタとは

馬の胎盤から得られるプラセンタエキスです。 馬の胎盤には、人間の身体に必要な必須アミノ酸が多く含まれているという特徴があります。 

また、豚のように一度に何頭も産むのではなく、馬は一年に一頭しか出産しないのでとても厚く丈夫な胎盤を持っています。 

このことにより、馬由来のプラセンタは、豚プラセンタよりかなり効果の高いもの、成分の濃いものとして認知されています。

馬プラセンタの安全性

  1. 馬は豚や牛などに比べて、体温が5~6℃も高く、寄生虫がすみつく心配がありません。
  2. 狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)や口蹄疫などの病気は、牛や豚、羊等のひづめが割れている偶蹄類に発症する病気です。馬は奇蹄類に分類されますので、それらの病気にかかりません。
    ※偶蹄類…偶蹄目に属する哺乳類の総称。四肢の指の数が二本または四本で蹄(ひづめ)をもつ。
    ※奇蹄類…奇蹄目に属する哺乳類の総称。後ろの足の指が一本か三本で蹄(ひづめ)をもつ。
  3. 牛のように反芻しない馬の内臓はきれいでデリケートなため、添加物やホルモンを受けつけず、他の家畜のように薬物を多用できません。
    ※反芻…牛などが一度飲みこんだ食物を胃から再び口の中に戻して噛むこと。
  4. 馬は抗原度が非常に低くアレルゲンになりにくいため、馬肉を食べることによるアレルギーは起きにくいとされています。
    ※アレルゲン…アレルギーを起こす原因となる物質や環境要因の総称。

プラセンタの主な栄養素

アミノ酸生命の源となる栄養成分
脂質・脂肪酸私たちの体づくりを支える栄養素です
たんぱく質血や肉の元となる主要な栄養成分
ビタミン生理機能のバランスを整えます
ムコ多糖類保水性に優れ、肌の健康維持など
糖質生命活動のエネルギー源です
活性ペプチドたんぱく質の消化吸収を促します
核酸正常な細胞分裂や新陳代謝を担います

プラセンタの主成分アミノ酸の働き

私たちのカラダは60~70%が水分で、20%がたんぱく質などのアミノ酸でできています。 意外に思われるかもしれませんが、アミノ酸は20種類しかありません。 アミノ酸の組み合わせからできるたんぱく質の種類は10万種類にも及び、筋肉や血液や骨、皮膚や髪の毛、コラーゲンなどわたしたちの様々な体の部分をつくっています。

わたしたちは毎日の食事から肉や魚、野菜などたんぱく質の形で摂取しますが、 たんぱく質は体内に入ると胃腸で消化されて一旦アミノ酸にまで分解されます。アミノ酸に分解された後、再び筋肉や皮膚、血液など体内の様々種類のたんぱく質に作り変えられるのです。

アミノ酸は2つに分けられます。必須アミノ酸と非必須アミノ酸です。
20種類のアミノ酸のうち11種類は、他のアミノ酸から作ることができます。これを非必須アミノ酸とよびますが、残りの9種類はわたしたちの体内で合成することができません。これらは必須アミノ酸とよばれ、食べ物から補うしかありせん。
また1種類でも欠けると、低栄養状態や、肌あれなどからだに障害を起こすことが知られています。

馬プラセンタ成分のアミノ酸分析結果>
(財団法人 日本食品分析センター 分析)

アミノ酸の種類と働き

必須アミノ酸

バリン筋肉たんぱく質の主成分で、血液中の窒素バランスを調整したり、筋肉や肝臓に働きかけます。
リジン抗体、ホルモン、酵素の合成などに使われます。タンパク質の吸収を促進、糖の代謝促進、カルシウム吸収促進などからだの成長に重要な働きをします。体の窒素バランスを正しく保ち、ウィルスの働きを抑制します。コラーゲンの生成を助け、骨粗鬆症を予防します。パン食・米食では不足しがちなアミノ酸です。
ヒスチジン成長に関わり、とくに子どもの成長には欠かせないアミノ酸です。白血球の生成を促進して免疫力を高めます。
ロイシン肝機能の増強が主な作用です。多くの食品に含まれているので不足することはまれです。筋肉たんぱく質の主成分となります。
メチオニン硫黄を含んだ含硫アミノ酸で、有害な鉛、水銀、カドミウムなどに結合して、体外へ排泄します。腎臓、肝臓内の毒素や老廃物を排除し代謝を促進して、血中コレステロール値をコントロールします。
メチオニンが不足すると肝機能が衰える、利尿能力が低下します。
トリプトファンたんぱく質生合成の材料となり、その他、肝臓、腎臓で分解されエネルギー源となります。脳内で神経伝達物質のセロトニンを形成します。
スレオニン酵素の活性部位などをつくります。胃液の分泌を促進し、小腸の働きを高め消化吸収を良くします。
フェニルアラニン体内では、チロシンの合成原料、脳内では、神経伝達物質のノルアドレナリン、ドーパミンの合成原料となります。甲状腺ホルモンの分泌を促し、精神を安定化させます。
イソロイシン真皮層のエラスチンに多く含まれ保湿効果のあるアミノ酸です。プロリンとの相乗効果でさらに保水力を高めてくれます。また神経の働きを助けたり、血管や肝臓、筋肉などに働きかけます。

成長因子とは

プラセンタがもつ最大有効成分が「成長因子」です。
因子は細胞分裂を活発にし、新しい細胞が次々に生まれるようにはたらきかけ、新陳代謝をアップさせます。

成長因子の種類と働き

EGF(上皮細胞増殖因子)表皮の充実、弾力、キメが整う、ターンオーバー新陳代謝をうながす 皮膚・肺・角膜・気管上皮細胞の増殖
FGF(繊維芽細胞増殖因子)真皮の充実、ニキビ跡を目立たなくする、ハリ、ツヤ、シワ、透明感 、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンをつくりだす
NGF(神経細胞増殖因子)自律神経にはたらきかける、神経細胞(知覚・交感神経接細胞)の増殖、更年期障害・うつ・老化を防ぐ、精神的に安定
IGF(インシュリン様成長因子)関節痛の軽減・リウマチ等軟骨細胞・平滑筋細胞の増殖
HGF(肝細胞増殖因子)肝臓病の改善肝実質細胞をはじめ、諸組織の増殖

そのほか、免疫力をアップさせる成長因子もプラセンタにはあります。

プラセンタ注射について

「プラセンタ注射」は、美容クリニックでは、美白・シワ・シミ・アンチエイジング・疲労回復を目的として使用されています。
医療機関では自律神経の調節、更年期障害、生理痛、肝機能の改善等の目的で使用されています。

2019年現在、日本で認可された注射薬としてはメルスモンとラエンネックがある。原料のヒトの胎盤から製造され微黄色透明である。
適応症はそれぞれ以下である。
メルスモン MELSMON – 更年期障害、乳汁分泌障害
ラエンネック LAENNEC – 慢性肝疾患における肝機能の改善
メルスモンの原料には、臍帯及び羊膜は含まれず、ラエンネックには含まれている。メルスモンとラエンネックは、原料としてヒトの胎盤が使用され共に提携先の日本の病院から感染症がないと判断された母体の胎盤が提供され原料として使用されている。

引用元 Wikipedia「注射薬」ページ

プラセンタに対する誤解を解く

プラセンタ注射の原料

注射にはヒトの胎盤から得られたプラセンタエキスが使用されています。
ヒト由来のプラセンタは「プラセンタ療法」として、認可された製薬メーカーにのみ製造を許可され、医薬品として扱われます。 そのため、医療機関でのみ使用・処方が認められています。

現在は、プラセンタ注射を使用したことがある方は、予防措置として、献血が出来なくなっていますのでご注意ください。

プラセンタ注射とサプリとの比較

注射は、週に2~3回の投与を「継続的に」行なうことで効果があらわれるといわれています。注射は手間とコストがかかります。 CoCoRoプラセンタは1日1回飲むだけのサプリタイプなので、手間もかからず、価格も注射に比べて安いです。

プラセンタ注射CoCoRoプラセンタ
1ヶ月にかかる費用平均37,800円
(治療目的の場合、保険が適用できます)
7,540円 (税込 8,143円)
← 30,260円の差
手軽さ毎回通院が必要
(週に約3回)
1日1~2回飲むだけ
メリット即効性が高い安い・手軽に続けやすい
栄養補助食品だから安心・安全
デメリット・アザやかゆみ
・献血が出来なくなる
・通院の時間がかかる
・即効性が低い
・ゆっくり優しく浸透

※CoCoRoプラセンタ定期価格7,540円(税込 8,143円)と注射1回3,150円(平均)として、週に3回の投与を行なった比較です。
※CoCoRoプラセンタは濃厚100%ピュア抽出のサプリメントです。

副作用について

プラセンタのサプリメント

サプリメントは、お薬ではなく栄養補助食品になりますので、副作用などはございません。
ただし、ふだんの食事でも食品と体質の相性によってはアレルギーなどの症状があるように、まれにお体に合わないという方はいらっしゃいます。

どのサプリメントにもいえることですが、食品アレルギーなどお持ちの方は、原材料を確認され、ご飲用ください。
通院されていたり病院のお薬を飲まれているときは、念のためお医者さまにご相談していただくことをおすすめしております。

プラセンタ注射・点滴の副作用

プラセンタ注射のプラセンタエキスはヒト胎盤です。プラセンタ注射は肝機能障害や更年期障害の治療目的のほか、美容目的でも使用されています。

現在、日本ではメルスモンとラエンネックの2種類のみ、厚生労働省の認可を受けて使われているお薬になり、プラセンタ注射・点滴として使用されています。

治療目的では保険適用の対象になっています。
美容目的での接種は自由診療あつかいとなり、健康保険の適用外となります。

プラセンタは基本的には、副作用がほとんどないとされています。また過去に重大な症例が起きたという報告もありません。

注射によってあらわれる軽微な副作用としては、注射した部分のかゆみ、腕が重く感じることがあります。

プラセンタ屋 代表の石井もプラセンタ注射の経験がありますが、注射した部分がアザのようになったことがありました。これは、1~2日くらいでおさまります。

これらはプラセンタによるものではなく、ほとんどが注射によるものですが、やはりアレルギーをお持ちの方は注射の前にお医者さまへご相談されることをおすすめします。

プラセンタ「注射」の軽微な副作用は、主に

  • 注射した部分が赤くなる
  • 注射した部分にかゆみを感じる
  • 注射した部分が硬くなる
  • 注射した部分に痛みが残る
  • 注射をしたほうの腕がダルい
  • 全身の倦怠感(ごくまれに)

などです。

エキスと原末の違い

プラセンタ商品の成分表記の欄には、プラセンタ100mg配合や、一気に桁が大きくなり、30,000mg配合などがあります。配合量が多いほうが良いような気がしますが、はたしてそうでしょうか。

プラセンタの配合量の表記は「プラセンタ原末」「溶液を含むプラセンタエキスの配合量」「原末をエキスに換算した配合量」という具合に違いがあります。

そのなかで、商品の成分表への表記が、「エキス」か「原末」かで、プラセンタの配合量は大きく異なります。

プラセンタ原末

プラセンタ原末は、プラセンタエキスから水分と不純物を取り除き、濃縮させて粉末にしたものです。そのため、エキスからはもとの量の15%ほどしか原末が抽出できません。

プラセンタエキスの配合量を記載している中には、大きな値を表記している商品も多く見かけます。

しかしながら、実際には水分やその他の物質が多く含まれているので、有効な成分が少ない物もあるようです。 中にはかなり薄めたプラセンタエキスを配合しているケースもあるようです。

プラセンタエキス

プラセンタの原液で液体状です。
このプラセンタエキスは、約85%が水分だといわれており、たくさんの水分と不純物が含まれています。

配合量の比較

原末」と「エキス」のプラセンタエキス配合量表記では、 原末は、配合量が少なく感じます。

しかしながらエキスは、水分やその他の物質を含めた表記であるので、純粋にプラセンタの配合量を表記する原末とでは、配合量をはっきりと比較することは難しいのです。

女性のこんなお悩みに

プラセンタは、とくに女性特有のお悩みをお持ちの方や「ゆらぎ期」のバランスで悩まれている方などにおすすめです。

プラセンタのはなし、いかがでしたでしょうか。美容や健康をサポートするプラセンタ。注射やサプリなどありますが、ご自身のお悩みや続けやすい方法で試してみるといいかもしれませんね。

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